巻き込み型防水シーツの長さ選びにお悩みの方へ。巻き込み部150cmと170cmの違いは?
訪問くださりありがとうございます。
初めて介護を行う方や、介護施設で使用する防水シーツをお探しの方も、
防水シーツは色んな種類があって迷いますよね。
今回はサイズの違いや選び方をご説明していきたいと思います!!
1・部分用タイプと全面タイプの違いは?メリットデメリットは??
2.部分用は何cm×何cmが多い?それぞれの違いについて
についてご説明して参ります。
1.部分用タイプと全面タイプの違いは?メリットデメリットは?
部分用タイプは腰回りに巻き込むタイプです。
介護用には主にこちらのタイプが主に使われています。
なぜなら体が不自由な方の失禁対策として使われる事が多い為です。
メリット
・全面ではない為、布団やマットレスが蒸れにくい
・洗濯の際全面タイプに比べ洗いやすく乾きやすい
デメリット
・腰回りがメインの為、食べこぼしや飲みこぼしには対策しづらい
・認知症患者などの多動の要介護の方には対策しづらい
これに対して全面タイプは四隅にゴムが付いていたり、BOXタイプになっており
ベッド全体を防水シーツで覆う事が出来ます。
メリット
・よく動く方でも安心して漏れを防ぐ事が出来る
・食べこぼし、飲みこぼしにも対応出来る
デメリット
・防水は通気性がよくない為、全面だと布団やマットレスが蒸れやすい
・部分タイプに比べ乾きにくく洗いづらい
全面の方が安心!!ではあるのですが、介護の現場はとても忙しい。
その中で洗濯のしやすさや、布団などへの通気性も考えられ、
失禁対策では部分用を使われる方が多いです。
*体が不自由な要介護の方には部分タイプ
*食べこぼしや多動がある要介護の方には全面タイプ
と考えると選びやすいですね。
2・部分用は何cm×何cmが多い?
それぞれの違いについて
そんな介護現場ではメインで使われる事の多い部分用シーツですが、
まずは介護用ベッドのサイズを見てみましょう。
介護用ベッドの標準サイズは、
●幅91cm×長さ191cm(レギュラー)
身長が150cm以上、175cm以下の方はこちらを選ばれます。
●幅91cm×長さ180cm(ミニ)
身長が150cm未満の方はこちらを選ばれます。
●幅91cm×長さ205cm(ロング)
身長が175cm以上の方はこちらを選ばれます。
となっています。
長さは身長に応じて違いますが、大体幅は90cm前後の物がほとんどです。
(要介護度が高く、より接近して介護が必要な場合は、幅83cmのベッドを選ばれますが。)
部分用シーツは腰回りがカバー出来れば良いので、縦は90cm前後の物が
ほとんどです。
巻き込み部分はしっかり巻き込めるように長めに取っているのですが、
日本のメーカーには150cm前後のものがほとんどです。
90cm幅のベッドにマットレスの高さを引いて大体巻き込める部分が
40~50cm程度残ります。
十分巻き込めるかと思うのですが、ベッドは壁に付けて置くことが多いので
奥を多めに巻き込んでから手前に引っ張ってシーツを張る方が多いと思います。
どちらも均等に巻き込む事も至難の業です。
実際に介護をされている方から
・左右均等に巻き込まないと少しの寝返りではずれてしまう
・背上げをしたとき左右均等でなければずれてしまう
・少しのシワでも要介護の方にとっては床ずれの原因になってしまう
との声がありました。
*なぜ150cm幅のものが多いのか?
用尺といって、洋服を作る際に必要最低限の生地を裁断します。
その中で洋服を作るのですが、日本人向けの洋服作りには
90cm×150cmあれば十分。
コスト削減や生地のロスを防ぐ意味合いもあって150cm幅のものがメインとなっています。
一方海外の工場だとどうでしょうか。
体が大きい海外の人向けの洋服作りをする工場だと、150cmでは足りません。
よってそれより大きな220cmくらいまでのものもあります。
かといって長すぎると洗いにくさや乾きにくさの問題も出てきます。。
色んな長さの物を作り、試行錯誤した結果、
170cmが使いやすい!!との結論に至りました。
丸田シャツの防水シーツは、海外での工場で大量生産をしている為、
お手頃価格で170cm幅のシーツを製造、販売出来ています!!
防水シーツは何度も繰り返し洗濯して使用するもの。
買い替えも2年に一度位は必要なので、コストは最低限に抑えたい。
そんな声に応え,介護負担の軽減に役立ちたいという気持ちで作りました。
防水シーツ選びにお悩みの方は、ぜひ一度丸田シャツの防水シーツを
お試しいただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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